Sさんの耳に入ったとたん、です。
本社から介護休業に関する面談をしたいと言ってきました。結構忙しい時期に、異例だなあ、と思いました。
ちなみに上司からは、介護休業については本社と面談があるからね〜などの話は今まで全くなかったのです。
私は繁忙期にもかかわらず、面談のためにある日の午後に本社まで行くことになりました。上司の車で本社に行く途中、上司もSさんのさしがねだろうね、と言ってました。

どんだけみんな、
Sさんの性格わかってるんだ⁉️

その面談は異様でした。
本社の方が2人、いつもは笑顔で朗らかなかんじですが、どこか緊張されているかんじで、なんだか歯切れの悪い、居心地の悪いかんじ。本心でないことをさせられているかんじでした。
質問されたことは、なぜ介護休業をとる必要があるのか、うちの両親の状態のことです。なんだか慎重に紙にメモをとりながらいろいろ質問を受けました。
それも変なんです。だって、そんなこと、ずっと前から上司に詳しく話していたし、上司も「本社にあげといたよ」って言ってました。なぜ、いまさら?
そして、あたかもSさんの意地悪が乗り移ったかのように「今日聞いたゆりさんの事情を本社で検討をします。我々も頑張って説明しますが、認められないこともあるということをご理解ください」みたいなことを言うんです。もう絶対、裏でSさんがなんか言ったんだな〜って思いました。
私はあるがままを話しました。この方たちは普段、とてもいい方です。なんか、がんばって意地悪してるってかんじでした。
最後に、「認められなかった場合はどうされますか?」と質問してきました。すごくびっくりしました。確か、どこかに、ちゃんと1カ月前までに申し出られた介護休業は会社側は拒否することはできないっていうような文章が書いてあって、それを読んだ覚えがありましたから。拒否されるなんて想定していません。もしそれなら辞めるだろうなあとは思いました。でも、直感でなんだか、それ、言わない方がいいなあと感じ、なんか、もしかしてそれを言わせようとしてる?と感じ、すかさず「認められなかったら、認められなかったその時に考えます。」と答えました。

同席した上司も言葉少なに緊張したおももちで見守ってくださいました。

帰りの車の中で上司と、
「この面談はSさんがなんか言ったから行われたに違いない。」
と話し合いました。