ところが去年の7月、父から「腰が痛いから病院に行く」との連絡がありました。

我慢強い父のSOSに、これはかなり痛いのではないか、と兄と連絡をとり、すぐに実家に駆けつけました。

父は、痛み止めの薬の血中濃度の調整をするために入院となりました。

母は1人では暮らせません。
速攻ケアマネジャーさんに連絡。
次の日の朝イチで家に来てくれました。
そこで3つの提案を持ってきてくれました。

①家から車で20分ほどのところにある老人ホームのショートステイを利用する。
②今通っているデイサービスと併設のグループホームに入る。(空き待ち)
③家から徒歩3分のところにある「小規模多機能型施設」を利用する。

②は空き待ちなので、すぐには入れず、却下。①と③で迷いましたが、①は家から少し距離があり、その時私は車の運転をしていなかったので行き来はタクシーとなります。その点③は家から歩いてすぐでとても便利でした。
父と兄と話し合い、母の気持ちを確認した上で、③の小規模多機能型施設と契約することにしました。そのためには、母の介護認定をしなければなりません。母は要支援1でしたが、要介護1にならなければ小規模多機能との契約は難しくなります。

この時、私は1週間の休みを取って帰省していました。この1週間の間にケアマネジャーさんと何度も連絡、施設の見学、母は施設へ試しに行ってみて過ごしてみる、母の要介護認定、小規模多機能型施設と契約する、薬の管理をお願いする薬局と契約する…をどうにかこなしました。

兄は連絡を取り合うための父のタブレットや母の携帯電話の契約をしてくれました。