それはいくらなんでも無理だろ? | あわや大惨事

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3代目社長のどうでもいい日々


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アクセスディンギー ご存じですか?

今年9月にレイクタウンでとあるイベントをやる予定ですが そこに集まった子供たちにこのアクセスディンギー体験をさせようと考えている。主催者K川さんはこのヨットは沈まないから安心していいというが、ほんとに安全なのか乗ってみないことには説明できないと思い、先週土曜日、嫁・次男を連れていってきた。

現地について、たいした説明もなくライフジャケットを着せられ乗船。「風に対して帆は90度に」と言われるが

そんなもんわかるか(怒)しかし、舵の操作だけでディンギーはすいすいと進む。ふむふむ、なかなかおもしろいぞ。しかし途中で風が弱くなり、次男からは罵声を浴びせられる。そうこうしながらも、何とか桟橋まで戻ってきた。しかしタイトルのむちゃぶりはここからである。

主催者K川氏はやっとの思いで戻ってきた私にこう言い放った

「もう慣れたでしょ?そのままインストラクターとして、こちらの方ともう一周してきてください」

そこには私と同じくらいの年齢の男性と、かわいい3才くらいの女の子。

「はあ?(とまどい)」

人手不足もあったのか これからお世話になるであろうK川氏には逆らえず、3人で出航。桟橋から手を振る、となりにいる子供のお母さんと思わしき女性がいる。

ど素人がインストラクターだとは知らない、お母さん。「こんなやつにだいじな娘をあずけていいのか・・・」

またそんなときにかぎって困難が待ち受けている。最初の困難は、カヌー軍団である。領海を犯して、私の航路を妨害してきた。この船がイージス艦であったなら、ミサイルを発射して撃沈させるところである。しかし撃沈させる術を持たない私はあえなく衝突。速度が遅かったため幸いにも転覆にはならなかった。

第2の困難はずばり「無風状態」である。風がやんでしまったのである。うまいひとなら微風でも風をつかまえることができるらしいが、航海士としてのキャリアが20分の俺ではまず無理。まったく止まってしまった。

そのときの気まずい船上は言うに堪えがたい。備え付けのオールでゆっくりこぐが、右側だけこぐと船は左に左に回るだけである。しかしそれでもなんとか苦労しながらも桟橋へ戻ってきた。

このかん、まさに15分程度。


むりあるよ・・・


しかし、別な言い方をすればこのアクセスディンギーはほんとにかんたんにのれるともいえる。

K川氏によると強風のなか、子供でも15分ものっていれば、コツはすぐにつかめるとのこと。

安定感は抜群で、まず転覆はしないでしょう。


子羊ども 9月9日 まってるぜー