立ち眩みがする・・・・、という時も、
とても気分が悪くて堪らないのですが、
立つことが出来るのであればまだ良し。
 
 
立ち上がることにさえ息切れする数日。
 
 
古希70歳超えた去年からも相変わらず、
さして身体の維持強化に励みもせずに、
疲れや息切れを覚えて嘆くロクデナシ。
 
 
人も言ってくれるけど、自分でも思う。
 
 
いつまでも50歳60歳のつもりでいるか
 
肉体の衰えに気が付いても遅いんだぞ。
 
と、分かっちゃいても、気づかいは別途
 
 
我が先行きのことなんてどうでもいい
と反射的に頭に反射する反社会的頑固。
 
 
いつまでもあると思うなこの世での命。
 
 
去年の6月に70を超えたということで、
生き残っている5人の姉妹兄弟全員が、
還暦を過ぎて亡くなった父の代わりに、
暗黙の長生きを競い合うようにしたか、
揃って70代以上の高齢者血縁の繋がり。
 
 
繋がり、といっても貧しき家族の絆で、
互いに暮らしの日常はそれぞれが遠く、
互いに貧乏承知の上での疎遠の関わり。
 
 
 
オイラのこのところの異常な疲労感は、
多分に虫の知らせにもなっていたのか、
夜が訪れ、暫くして知らせが届きます。
 
 
故郷、国東半島の田舎都市からの訃報。
 
 
父母の墓を見守ってくれていた長兄が、
息を引きとったという声の響きでした。
 
 
今年の暮れまで生き抜ければ、80歳の、
傘寿を迎える歳になっていたのですが、
今年を迎えるのが精一杯だったようです。
 
 
もう10年ほど前から脳梗塞が6回~7回。
 
今度倒れたら終わりよ、の繰り返しで、
とうとう、さすがに2年前から病床の息。
 
 
一週間程前から物が喉を通らない、
という状態が続いていたようです。
 
 
意識はハッキリしていただけに尚辛く、
義姉の苦労を思えば哀しい事ながらも、
覚悟あっての「解き放ち」なのでしょう。
 
 
よくぞ連れ添ってくださいました。
 
 
母と父がいてくれるでしょう別の世で、
まあ、今度は賑やかに3人が揃ってか、
この世のオイラたちを眺めながら待つ、
のでしょう。
 
 
あれこれ気を揉みながら、でしょうが。
 
 
 
田舎暮らしでは、一番仲佳き兄でした。
 
 
寂しく、哀しく、苦しくはありますが、
これとて、必然さだめ
 
 
どっちかと言えば、長生きした、よな。
 
 
 
安倍晋三に「殺されてしまう」という、
理不尽の実感を味わう前に逝ける幸い、
というものかも知れない、のですから。
 
 
 

夜分に勝手な個人の報綴りで失礼しました
 
 
 
 
Carlos Santana ft. Sadao Watanabe - Chill Out
http://www.youtube.com/watch?v=YZvSlVA4cqM&feature=player_detailpage
 
めいろの:遠近両用心眼にて】2017.2.16