2012年度売上額が約2兆2千億円に達する富士フイルムが、
ルソン島ラグナ州カランバ市にある工業団地で光学レンズの生産工場を建設し、7月16日から稼働を始めました。
この工場はナノ単位で高精度にレンズを研磨する研磨機や、レンズ表面コーティング加工用の真空蒸着機など最新鋭の生産設備を導入し、
デジタルカメラ、プロジェクター、監視カメラに使われる高性能レンズを加工、組み立てを行いま
またフィリピン工場は富士フイルムの東南アジア地域での初の進出工場となり、現地法人『FUJIFILM Optics Philippines Inc.』が23億円を投じました。
工場敷地面積は5.3ヘクタールあり、同社の計画によると順次拡大生産を計り、最初の工場規模は100人の従業員によって200万枚のレンズを生産します。
2014年に従業員300人、2015年に従業員600人、年間生産量1800万枚の生産を行うとしているのです。
このように相次いで日本企業が中国を避けてフィリピンに進出するのは、中国集中のリスク回避と、フィリピンの政官の汚職体質は向上しない中、
フィリピンの低く抑えられた賃金、また豊富で選り取り見取り可能な若い優秀な人材を求めての進出が要因となっています。
こういった光学系工場の進出はセブにもペンタックスやオリンパスの系列工場があり、今後もこの種の精密加工工場の進出は続くものと見られています。
工場があれば雇用も増え、そこに勤務すれば安定した収入が定期的に得られます。
現地の人にもいいことですね。

