こんばんは。yumikoです。 いつも読んでくださってありがとうございます。
 
今回の帰省の終わり、駅ナカにあるセブンイレブンで本を2冊購入しました。そして今日、ようやく1冊目を読むことができました。この本は、自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生と明治大学文学部教授・齋藤孝先生による共著です。後半にはお2人の対談が掲載されています。
 
「私は今心がボロボロです。心が穏やかになれる方法を教えてください」という目的を設定して読んでみました。
 
 
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この本から受け取ったメッセージを紹介します。
 
・大切なのは体へのアプローチ。1日1時間でもいいから体を動かしてみよう。

 

・「体技心」で心を穏やかにする。体調をよくすることが、心を含めたすべての健康の源である。だから体が先になる。

 
・心を強くするのは難しい、だから少なくとも体だけは元気に動けるようにしておくことが大切ではないだろうか。人間には、「動く」ことがとても重要。
 
・「あなた=わたし」ではない。これは、対人関係をよくしていくための大前提。他人と周囲はコントロールできない。
 
・ネガティブな言動は、聞いているだけで自律神経のバランスを乱していく。なのでとにかく他人の愚痴や悪口を聞かないこと。
 
 
・もっとも避けるべきは、嫌なことを何度も思い出すこと。反復しているうちに、恨みの感情ばかりが強化されていく。お風呂に入って気持ちを切り替えてみよう。
 
 
健康について、「心技体」ではなく「体技心」ということばで表されているのがとても印象的でした。自分のことを思い返すと、確かに体調が悪ければ心の状態も悪くなります。逆に体調がいいと気持ちも安定しています。ただ最近は、仕事がハードなため帰ってきたらグッタリ状態。良好な体調とは真逆です。心がボロボロなのもそのせいかと納得できました。

 

心を穏やかにというタイトルから予想した内容とは違いましたが、体を整えることの大切さが改めて理解できました。おりしも今日は天気が良く、絶好のランニング日和。90分走ってきました。走っている時には嫌なことを忘れられるのですが、これも体からのアプローチにつながるなあと思いました。

 
ただ、「ネガティブな話を聞かない」というのは難しいなあと感じました。今は職場全体が忙しくてピリピリしています。なので昼休み中は誰からともなく愚痴が出てきます。自分では言わないようにしていますが、その場にいる以上愚痴を聞くことは避けられません。そのダメージをいかに少なくするかが今後の課題ですね。
 
これからは食事・運動・睡眠で体調をよくすることを心がけながら、心を穏やかにする技も取り入れて、今より心身ともに元気にしていこうと思いました。