こんばんは。yumikoです。 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

今まで入院したことある?

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親知らずの抜歯で3日間、めまいの治療のために10日間、それぞれ入院したことがあります。
 
めまいの方は大変でした。その日の朝、急に起き上がれないくらいのめまいに襲われたのです。近くの病院に行ってもよくならず、そのまま救急車で総合病院に運ばれました。「内耳性めまい」という診断により、耳鼻科と眼科の混合病棟に入院しました。
 
 
 
最初の数日間はベッドから起き上がることもできないくらいでした。トイレに行きたくてもいけないので、2日間くらいは尿道にカテーテルを通してもらって排尿してました。カテーテルが取れてからは車いすでトイレに行ってたのですが、ベッドから車いすに移る時は看護師さんを呼ばないといけないので、今呼んだら悪いかなあなど変に気をまわしてトイレを我慢することもありました。だけど看護師さんはみんなやさしくて、「行きたくなったらすぐに呼んでもらってくださいね」と笑顔で言ってくれました。それですごくホッとしたのを覚えています。1人でトイレに行けるようになった時は別の意味ですごく嬉しかったです。
 
 
排泄ってデリケートなことなので、人に頼むのも勇気がいるということ、その時にやさしくしっかりとした技術で対応されると安心できるということを実感しました。その経験があったので、自分が利用者さんのトイレ介助をするときは常にそのことを意識しています。利用者さんが移動中やトイレの中で転倒したら大変なので、1人で出来る方にも見守りは行います。といっても中までは入りません。気配を消しつつカーテン越しでの見守りです。車いすの方に対しては中に入って介助をします。「ごめんなさいね、こんなことまでお手伝いさせて」と恐縮される方が多いです。そんな時こそ笑顔でしっかりとした対応を心がけます。
 
 
また便器に座るまでに間に合わず、失禁してしまう場合もあります。最初のうちは私自身が焦ってしまいました。その時は、こちらが焦るのは一番よくないと注意されました。それから数年。先輩と一緒に介助しているうちに、最近はだいたい1人で対応できるようになりました。下半身全部脱がなくても、汚れた下着(紙パンツ)を交換できる技術も時間はかかりましたが、気が付けばできるようになりました。
 
 
少しずつ出来るようになってきて嬉しくもありますが、先ほども書いたとおり排泄はとてもデリケートなこと。だからこそ、利用者さんに安心してもらえるようにもっと技術を磨かないといけないなあと思います。
 
10日間の入院生活は、排泄以外にも介護に関する大切なことも色々学べた大変だけど貴重な時間でした。