こんばんは。yumikoです。
![]() |
羽生結弦 王者のメソッド (文春文庫)
Amazon |
著者はご本人ではなく、スポーツライターの野口美惠さんです。
野口さんも自らフィギュアスケートを経験されており、フィギュアに関する
著書を多数出版されています。
言わずと知れた、4年前のソチ五輪金メダリスト。
今までこの方に関する本は読んだことなかったのですが、この本には
なぜか吸い寄せられてしまいました。
昨日はこのような「レゾナンスマップ」を作りながら読んでみたのですが
印象に残る言葉がたくさん出てきました。
そして今日改めて読んでみたら、
なぜ彼が強くなり、五輪王者になった後も進化し続けているのか分かりました。
ハンディのある私とは次元が違いすぎますが、この本で
紹介された「メソッド」は確かに深い内容であり、学ぶべき所が多いものでした。
いくつか抜粋すると
・言葉にして宣言する
・ちゃんと考えて、課題を見つけて取り組めば、壁を越えられる
・ノーミスや順位ではなく、演技中は一つひとつに集中
・応援を味方にすること、感謝すること、信じること などです。
「これってフラやランにも共通するじゃん
」と驚きました。

他にも、
・誰かに勝つんじゃない、あの日の自分より強くなってやる
・もう一度しっかり自分の気持ちを言葉にして、考えて、話して、復習しよう
・自分は何をしたいのか、何をできるのか、しっかり考えたいです
などの言葉がちりばめられていました。
ここら辺は、仕事や生きることそのものにもつながりそうです。
正直言えば「羽生選手だから出来たんだ」と思える部分もありました。
障害を持つ私だと、この本での学びを実践してもうまくいかないことの方が
多いかもしれません
でも何もせず諦めるより小さなことからでもやってみたら
成功・失敗に関わらず何かが積み重なるだろうし、それが
結果として自分のプラスになれば意味があるんじゃないかと
思いました。
失敗したときは思いっきり落ち込むことになりますが、まあそれはそれで
というわけで、今年最初に読んだ本の感想をつらつら書いてみました(・ω・)b。