大阪に入った直後、延々と続く長い坂が行く手を阻む。
泣きそうになりながら登っても、カーブを曲がった先に更に坂が続いている。
下り坂になり、ようやく終わりかと思うと次なる坂が登場する。
これで完全に心が折れてしまい、時間内到着を諦めて、自転車を押して歩いた。
何個目かの坂を登りきると、今度の下り坂はちょっと様子が違う。長い長いトンネルから始まり、それを抜けると、眼前に大阪市街が広がってきた。これにはちょっと感動してしまった。
更に下り坂は続く。時間も無いし気がはやったか、ヘタをすると死ぬので、落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせて、目一杯ブレーキをかけて下った。
思えば今日初の市街地走。
歩道を走ったり、車道に降りたり、人の間をすり抜けながら、なんとかかんとか14:49にJR大阪駅前に到着!
信号待ちのオバチャンを引き留めて、デジカメと携帯で証拠写真を撮ってもらった。
すぐさま自転車を置いて、駅前の飲食街の入口にある「はなだこ」なるたこ焼き屋で普通のたこ焼きの10個入りを買って、その場で食べる。
多分今の状態では何を食べても旨く感じたはずだが、格別の味だった。
チャリンコを解体して輪行バッグに詰めたあと、もう一度たこ焼き屋に戻り、ネギマヨ6個入りを注文。
たこ焼きが見えないくらいにギッシリと刻んだネギがのっていて、食べようとすると、ボロボロとこぼれてしまう。
こっちもというか、こっちの方が旨かった。
ネギのおかげで熱が閉じ込められ、最後までアツアツで食べられるのかも。まあ専門的な事はわかりませんが。
バッグに詰めたチャリンコは、大してコンパクトにまとまっていないし(前輪を外しただけ)、ズシリと肩にのしかかる。
ホームへの上りエスカレーターで、他の人が左を空けて立っている中、自分だけ右を空けてしまった時、ああ大阪だなあと改めて思った。(自転車が邪魔で、ポジション修正は出来ず)
電車に乗り込むも、僕がいてもいいポジションは必然的に決まっている。
チャリンコバッグは横にした状態では場所を取りすぎてしまうので不可。というわけで、縦にした状態で扉の横のスペースに立て掛け、それだけでは不安定なので、僕が寄り掛かって抑えている。
こんな状態で海老名まであと7時間も耐えるのは、かなりキツいが、家に帰るまでがアレなので、最後まで頑張ろうと思います。
また後でまとめを書くので、その時にも同じ事をいうかもしれませんが、
旅の経過を気にしてウォッチしていただいた皆さん、出発前、旅の途中で激励の書き込みをしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
何度も何度も挫けそうな場面がありましたが、とても勇気づけられたし、リタイヤったらハズイなあの一心で頑張れました。
続編は未定ですが、また機会があればよろしくお願いします。