大阪市住之江区の木材加工工場で、天井に設置されたダクトが落下し、巻き込まれた従業員の男性が死亡しました。

18日午前9時20分ごろ、住之江区平林北の木材加工工場で「高重量の物が従業員に落ちた」と従業員から警察に通報がありました。

警察によると、工場内で突然、天井に設置されていた金属製のダクトがおよそ10メートルの高さから落下したということです。

下で作業していた60代の男性が巻き込まれ、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

警察によると落下したダクトは直径およそ50センチ、長さはおよそ20メートルに渡っていて、落下直前、ダクトに接触した人はいないということです。

警察は業務上過失致死の疑いも視野に事故の原因などを詳しく調べています。