【謎】札幌市内の川で4月に入り"男女4人"が死亡…いったいなぜ? 関連は? 警察が死因の特定や事件性の有無などを調べる


 札幌市の川では4月に入り、少なくとも4人が救助された後に死亡が確認されていて、警察が各事案について捜査しています。

 4月16日午前6時ごろ、白石区菊水上町1条1丁目の東橋付近の『豊平川』で通行人から「川に人のようなものが浮いている」などと119番通報がありました。

 40代ほどとみられる男性が救助されましたが、死亡が確認されました。

 また、20日午前10時30分ごろには、西区発寒12条1丁目の『琴似発寒川』の川岸で「川に人が浮いている」などと110番通報が寄せられ男性が救助されましたが死亡。

 遺体は黒いジャンパーを身に着けていて、捜査が続いていましたが、後に西区内に住む60代の男性だったことが分かりました。


 24日午後1時頃には北区北19条西2丁目の創成川で「川の真ん中くらいにうつぶせの人が見えた」などと警察通報。

 女性が救助されましたがその後死亡が確認されました。

 さらに29日午後4時ごろには豊平区月寒東1条12丁目の『月寒川』で「川の中で人か人形がひっかかっている」などと目撃者から警察に通報が寄せられました。

 遺体は川に浮いていて、当初性別や年代も不明でしたが男性だったことが分かり体長などから成人とみられています。

 遺体は死後数日が経過しているとみられていて、現在身元の確認を進めています。

 警察によりますといずれの河川での死亡事案についても遺体からは目立った外傷は見つかっていません。

 いずれについても自殺や転落事故などの可能性が高いとしながら、事件性の有無についても警察が調べを進めています。