きょう午後4時すぎ、三重県四日市市のコスモ石油四日市霞火力発電所で「ボイラーの清掃作業中に高所から男性2人が転落した」と従業員から消防に通報がありました。転落した作業員の男性2人はいずれも心肺停止の状態で病院に搬送されたということです。警察が事故の状況などを詳しく調べています。

25日午後4時10分ごろ、三重県四日市市のコスモ石油四日市霞発電所で、「2人が転落した」と119番があった。ボイラー内部を清掃中の男性作業員2人が高所から落下し、市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 四日市北署によると、亡くなったのはいずれも清掃員の浜本顕一さん(42)=同市釆女が丘=と河原拡孝さん(33)=広島県三原市西野。足場が崩れ、約20メートルの高さから転落した。

 コスモ石油四日市製油所などによると、発電所の運転を止めて内部の灰などを清掃していた。清掃は定期的に行っているという。2人は協力会社の社員だった。署などが詳しい状況を調べている。