愛媛県松山市のゴミ処理施設で去年10月にゴミ収集車が転落し、男性従業員が死亡した事故で、ゴミ収集車を運行していた廃棄物処理業者が23日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは松山市問屋町の廃棄物処理業・金城滋商事です。

この事故では松山市南クリーンセンターで去年10月9日、ゴミ収集車がゴミを捨てるため荷台を上昇させたところバランスを崩して約5メートル転落。運転していた男性従業員(41)が死亡しました。

松山労働基準監督署によりますと、金城滋商事は松山市から委託を受けてこのゴミ収集車を運行していて、最大積載量3.15トンを超えて作業させた疑いがもたれています。

容疑の認否は明らかにされていません。