きょう午後、東京・品川区にあるビルの機械式駐車場で点検作業中の男性が機械に頭を挟まれ、その後、転落し、死亡しました。警視庁は業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因を詳しく調べています。

午後1時すぎ、品川区西五反田のビルで「工事現場で作業員が地下に転落した。機械に頭を挟まれた」と通報がありました。

警視庁によりますと、40代の男性作業員がビルの地下1階で機械式駐車場の点検を複数人で行っていたところ、何らかの原因で機械に頭を挟まれ、その後、機械から頭がはずれた際に、およそ2メートル下に転落したということです。

男性作業員は意識不明の重体で病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡しました。

警視庁は業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因を詳しく調べています。