鹿屋市で先月、県職員の男性がひき逃げされ死亡した事件で、鹿児島地方検察庁は鹿屋市の会社員の男を起訴しました。

過失運転致死と道路交通法違反の罪で起訴されたのは、鹿屋市吾平町上名の会社員・川平陸人被告(21)です。

起訴状などによりますと川平被告は鹿屋市の市道で先月22日の午前2時半ごろ、酒気を帯びた状態で車を運転し、県大隅地域振興局の職員・野元隆春さん(57)をひき逃げし、死亡させたとされています。

川平被告は逮捕当時、警察の調べに対して「怖くなって逃げた」と容疑を認めていたということですが、検察は「捜査に関することは答えられない」として認否を明らかにしていません。