女性のスカートのなかを盗撮しようとした疑いで逮捕された県職員の男について、逮捕後の警察の調べで、撮影した記録が見つかったことが分かりました。

警察は未遂から盗撮容疑に切り替え、12日、鹿児島地方検察庁に身柄を送りました。


警察によりますと、県監査委員事務局・主査の久木田進容疑者(49)は先月23日、県内の商業施設で10代の女性に後ろから近づき、スマートフォンでスカートの中を撮影した疑いが持たれています。

警察は11日、未遂の疑いで逮捕していますが、調べのなかで撮影された記録が見つかり、12日、盗撮容疑に切り替え、鹿児島地検に久木田容疑者の身柄を送りました。

「盗撮したことは間違いない」と容疑を認めているということです。

久木田容疑者は今年2月にも、県内の商業施設で20代の女性のスカートの中を盗撮した疑いで現行犯逮捕されていますが、鹿児島地検は先月、不起訴処分としていました。