13日夜、岐阜県海津市をはしる養老鉄道の踏切で、男性が列車にはねられ死亡しました。

警察によりますと、13日午後11時17分、海津市南濃町吉田にある養老鉄道の遮断機のある踏切で、桑名発-駒野行きの列車に男性がはねられました。

男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。年齢は分かっていませんが、大人とみられています。

列車は3両編編成で、運転手1人と乗客5人の合わせて6人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。

列車は駒野行きの最終だったため、この列車の他に遅れなどの影響はなかったということです。

踏切の遮断機と警報器は正常に作動しており、警察は男性が線路内に進入したとみて身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べています。

養老鉄道ではこの4日前にも、踏切で女性が列車にはねられ死亡する事故が起きています。

13日午後11時20分ごろ、岐阜県海津市南濃町の養老鉄道の踏切で、岐阜市の男子大学生(22)が桑名発駒野行き普通列車(3両編成)にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。男性運転士と乗客の計6人にけがはなかった。

 海津署によると、現場は美濃松山駅から北へ約800メートルにある踏切で、警報機と遮断機がある。男性は歩いて線路内に立ち入ったとみられ、署は事故原因を調べている。