大阪府警は28日、勤務中に同僚の財布から現金を盗んだほか、オンラインカジノで賭博をしたとして、福島署に勤務する巡査長の男(29)を同日付で停職3カ月の懲戒処分にするとともに、窃盗容疑などで書類送検したと発表した。巡査長は依願退職した。


府警によると、男は昨年12月4日、福島署内で同僚の財布から現金計約5万3千円を盗んだほか、同11~12日の当直中にスマートフォンで海外の違法オンラインカジノで賭博を繰り返していたという。男は昨年6月ごろから署内で同僚の財布から20万円ほどを盗んだと説明。「借金やオンラインカジノで遊ぶため」などと供述している。


府警はこのほか、女子中学生のスカート内をスマートフォンで盗撮しようとしたとして、都島署地域課の巡査部長(41)を今月28日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は1月に京都府警に逮捕され、同日依願退職した。