スノーボーダー4人が遭難 雪山登山の装備なく 11日は2次被害のおそれから捜索打ち切り 警察や消防が12日朝から捜索へ 



11日、湯沢町のスキー場のコース外でスノーボードをしていた4人グループが、遭難しました。
警察や消防によりますと11日午後3時前、湯沢町の苗場スキー場のコース外でスノーボードをしていた4人グループが「身動きができなくなって、自力で下山できない」と110番に救助要請がありました。

4人が遭難しているのは、苗場プリンスホテルから北西2~3キロの地点で、苗場スキー場のコースから1キロほど外れた山中ということです。
4人は20代から50代の4人組のスノーボーダーで、名前から日本人とみられています。
男性3人女性1人とみられますが詳細は確認できていないということです。

スキー場で滑っていてコース外に外れたか、バックカントリーで滑走していたかは確認できていません。

消防によると午後3時すぎに警察から連絡があり、4人グループとは携帯で連絡が取れているが、2人がバッテリー切れ、1人は電池の残量が5パーセント、もう1人は35パーセントだったという状況ということです。

午後7時半頃ショートメッセージでグループと連絡をとったということですが、この時点で、けがをした人はおらず全員無事だということです。
しかし、4人は雪山登山の装備はなく低体温症などが心配されるということです。

11日午後7時半まで地上から捜索していましたが日没で2次被害のおそれがあるためいったん捜索を打ち切ったといいます。

12日午前6時から救助隊が捜索を開始し、午前8時半からヘリコプターで上空から捜索するとしています。