道東自動車道のトンネル内で多重衝突、医師の男性の死亡判明…小学生の娘と妻など7人も重軽傷、最初の事故は凍結路面で正面衝突











 4日午後、北海道夕張市の道東自動車道で発生した多重事故…その後の警察の調べで、49歳の男性が死亡、男性の小学生の娘や妻も手の骨折など、7人が重軽傷を負ったことがわかりました。

 4日午後1時まえ、道東自動車道の夕張トンネル内で、事故の関係者から「正面衝突で、けが人がいる」と救急通報がありました。

 警察によりますと、乗用車同士の正面衝突など、3台の事故の後、減速したトラックに乗用車が追突、合わせて5台の多重事故となりました。

 この多重事故で、最初に正面衝突した乗用車に乗っていた札幌市中央区の医師、高坂琢磨(たかさか・たくま)さん49歳が死亡、高坂さんの小学生の8歳の娘が手を骨折、運転していた50歳の妻も肋骨を折るなど、7人が重軽傷を負ったことがわかりました。

 当時、現場の片側1車線の路面は凍結していました。

 警察は、高坂さんの乗用車が反対車線に出て、対向車と正面衝突後、スピンして、元の車線の後続車とも衝突したとみて、引き続き調べをすすめています。