愛知県阿久比町にある住宅の敷地内で13日みつかった男性の遺体が、マットレスの下にあったことが新たにわかりました。
警察は、男性が事件に巻き込まれたとみて捜査しています。


警察によりますと、13日午前10時半すぎ、阿久比町宮津にある住宅の敷地内から、年齢不詳の男性の遺体が見つかりました。

警察は、この住宅に一人で暮らす50代の男性とみて、身元の確認を急いでいますがその後の捜査関係者への取材で、遺体は、服を着た状態で、敷地内にある沼地に置かれたマットレスの下から見つかっていたことが新たにわかりました。

他県警からの安否確認の依頼で遺体が発見されていて、警察は、男性が事件に巻き込まれたとみて14日司法解剖を行い、死亡した経緯などを調べる方針です。



13日午前10時20分ごろ、愛知県阿久比町宮津の民家付近で男性の遺体が見つかった。別件で逮捕された男の供述にもとづき、県警の捜査員が現場を捜索していた。遺体の状況などから、県警は男性が殺害された可能性もあるとみて調べている。捜査関係者への取材でわかった。


 捜査関係者によると、他県警に12日までに逮捕された男が他人名義の運転免許証を持っていたことが判明。所有者を確認したところ、「マットレスにくるんで捨てた」という趣旨の供述をしたという。

 情報提供を受けた愛知県警が13日、免許証の住所だったこの民家を調べたところ、供述通り民家近くの奥の沼地のような場所で男性の遺体を見つけたという。

 県警は死因や男性の身元などの特定を進める。

 現場は名古屋鉄道河和線の阿久比駅から東に約2キロの地点で、周囲には住宅や田畑、ため池が点在する。近所の住民は「ここは民家がまばらな田舎。静かなところなのに物騒だね。前日(12日)もパトカーが2台、現場の方に走っていくのを見た」と話した。









13日、愛知県阿久比町の住宅で見つかった男性の遺体について、静岡県内の事件で逮捕された男が関与している疑いがあることが分かりました。