福岡県警は14日、大牟田警察署生活安全課密漁係の警察職員・樺島孝宜容疑者(37)を大麻取締法違反容疑で逮捕したと発表した。発表によると、樺島容疑者は今年6月下旬、自宅で大麻を栽培したほか、今年10月には大麻を含んだ乾燥植物片0.046グラムを所持した疑い。

「大麻を栽培したり所持したりしていない」容疑否認

警察の調べに対し、樺島容疑者は「大麻を栽培したり所持したりしていない」などと供述し容疑を否認している。警察によると今年8月頃に別の薬物事件を捜査する中で樺島容疑者との関連が浮上。自宅や関係先を捜索したところ、大麻が発見されたほか、栽培した疑いも発覚したという。

同じ職場の別の職員は“覚醒剤使用”で有罪判決…関連を捜査

同じ大牟田警察署の生活安全課では今年、別の警察職員の男が覚醒剤を使用したとして逮捕・起訴され、有罪判決を受けていた。警察は、この職員と樺島容疑者との関連についても捜査する方針。

福岡県警首席監察官 桐原哲夫警視正コメント

警察職員としてあるまじき行為であり、県民の皆様に対して深くお詫び申し上げます。事実関係を明らかにし、厳正に対処して参ります。