12月2日未明、京都市右京区の市道で男性が車にひかれ死亡しました。警察は車を運転していた男性警察官を現行犯逮捕しました。

 2日午前0時すぎ、京都市右京区の市道で「人が車の下敷きになっている」と警察に通報がありました。警察によりますと、道路の追い越し車線で、市内に住む会社員・越智幸久さん(24)が走行中の車にひかれたということです。越智さんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。越智さんは、気分が悪くなり路上でうずくまっていたとみられています。

 警察は、車を運転していた京都府警舞鶴署の男性警部補(51)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕。その後、逃亡のおそれなどがないことから釈放しました。調べに対し警部補は「男性に気付かずぶつかってしまいました」と話しているということです。

12月2日午前0時10分すぎ、京都市右京区西大路通四条下ルで、京都府警舞鶴署の男性警部補(51)=京都府宮津市=の乗用車が、中京区の男性会社員(24)をはねた。男性会社員は体を強く打って亡くなった。
 京都府警右京署によると、現場は片側2車線で、男性会社員は追い越し車線でうずくまっていたという。男性警部補は私用で車を運転していたという。