というか。
送っていったんですが。
さすがに現地近くのコンビニからは脱走してこないだろう。
道が一本道だから、詰まったら大変だったが早かったからか会場時間に付いた。
コンビニでコーヒーなのか?モンスターかもしれないが飲んでから行くと。
そこからは歩いていくそうだ。
そもそも、この始まりは。
9時5分入室完了だから、余裕を持って入室するためには、、、。
7時に起こした。
起きません。
しつこく起こした。
嫌がられたけど。
昨日行く約束と起こす約束はしてあったからね。
このまま、寝られるかと思ったけど。
何とか起きてきた。
「一時間しか寝てない。」
だろうね、あれだけトイレに行けばさ。
「だるい。」
だろうね、、、。
「送っていって欲しい。」
「どこまで?」
「、、、。現地。」
行かないよりはましだな。頼んできたし。
仕方ない。連れていくことにした。
私も寝てないけどな!
車の中で、「英語は受けない。漢文も古文も解かない。必要ない。明日も理科と数学要らないからいかない。」
好き放題だな。
確かに英語は取れないし、漢文も古文も解かなくても問題はない。理科と数学も要らない。
とりあえず行くだけましか。多くを望んではいけない。
車内では、持ってきたゾーンを飲んでいた。
それは、そんなに旨いのか?
「一口頂戴。」
案外素直にくれた。
「え?これ美味しいの?なに味なんだろ?」
「知らん。」
白のZONE
パイナップル??トロピカルフルーツ?
他にも最初は陽気に話してたが。
突如弱気になってきた。
「てか、無理だと思う。勉強も、手に付かなくてエナジードリンク漬けだし。」
ええ。本当にな。でも、口が裂けても言わない。
「エナジードリンクは飲みすぎだね。カフェインは利尿作用もあるから、夜トイレに行くんだよ。生活リズムを少し戻した方がいいよ。私は寝れなかったよ。音で。」
「は?寝りゃいいじゃん。てか、もう、おれ無理だわ。」
「諦めたらね。諦めなきゃ学力は最後まで上がるよ。諦めたら廃人になるよ。」
「もう廃人じゃん。図書館に行ってみたけどスイッチ入らんし。」
「図書館行ったんだね。でもね。この先は、学生になるのか。ならないなら働くしかないから。いつまでも逃げてはいられないよ。」
言いたい言葉はなるべく飲み込んで。最低限言わなきゃいけないことを伝えて。
なるべく相手の言い分を聞こう。
昨日位からか以前より少し表情は柔らかくなった。仮面様顔貌だったから。
少し回復はしてきたのだろうか。
精神的なダメージを受けたことは事実だ。
もう、今この子を潰してはいけない。
そんなことをしたら、社会復帰が厳しい。
もちろん、本人もやってこなかったし考えが甘すぎる。
本来なら、ピシッと叱り飛ばし正したい。
ただ、今まで私も正論だったとしても言いすぎてきたのだろう。
コメントに、こちらの受け取り方と相手の受け取り方は違うし、それは矯正出来ないことだと。
色んな人から色んなアドバイスを貰った。
もっと前に気付いて、もっと時間に余裕がある時だったら良かったのになあ。
そんなことは後の祭りでしかない。
でも、車内で穏やかに話せてきっと良かった。
再度学力テストと卒業だけは約束して貰う。
どこかで、本人も自分の弱さとずるさには気付いている。
分かっててやってるなんて質が悪すぎるが。
これも仕方の無いことなんだろう。
ほかっておくべきなのか、もちろん悩みました。
ほかったおいたら、寝てて受けませんでした。
受けて何の意味もなくても。
お父さんが出してくれて自分も受けると言ったのだからやってこい!!
自分の言った言葉に責任を取れ。です。