直接自分が思っていることを伝えても、伝わっている感じがしない。

相手が実際に動いてくれないという悩みはないだろうか?

 

私自信が教員という立場であることもあり、人に伝えるという機会が多い。それ故にこの悩みはとても大きいものであった。

 

自分が伝えたいことを直接伝えても、「何言ってんだ?」って顔を同僚の先生方からされたり、子どもたちからキョトンとした顔をされたりしたこともある。

 

そんな日々が続いたものだから、伝えることに自信がなくなり

「どうせ自分は何を言っても無駄」

「誰も僕の話なんて聞きたいと思わない」

そんなセルフイメージを作り上げていたように思う。

 

だから、自分が思ったことがあっても我慢することで事なきを得てきた。

 

しかし、これは正直辛い。とても辛いのだ。

 

だって、自分に嘘をついて相手に合わせなきゃいけなくなる時だってででくる。

 

そんな辛い思いをするなら、人と会わない方がマシ!

 

と思う。

 

でも、そんな日々とおさらばできる方法をあなたも簡単に手することができる。

 

今回は、その助けとなる本を紹介したい。

 

本のタイトルは「まんがでわかる 伝え方が9割」だ。

 

実際に読んでみると、次々にページをめくってしまうほどわかりやすい!

 

漫画で書かれているということもあり、事例に沿ったイメージができるから、エッセンスが分かりやすくて良かった。

 

 

この本の中で印象に残ったのは、相手にメリットを提示するということだ

 

 

例えば、あまり深い関係でもない異性から、突然この言葉を言われたらどう思うだろうか?

「デートがしたい!」

 

きっと、

「お、おう。そうか……」

(いきなりでびっくりするな……)

と思うのではないだろうか?

 

これは、言ってきた相手自信のメリットしか提示されていない。もちろん、デートという言葉もいきなりにしては重たい言葉であるため、言われた側は、受け入れ難い。

 

では、この言葉はどうだろうか?

例えばあなたがパンケーキが好きだったとするとして、

「ほっぺたが落ちるほど美味しいパンケーキが食べられるお店を見つけたんだけど、今度行かない?」

 

これなら、行ってみたいと思うのではないだろうか?

 

これを言ってきた相手はデートに行きたいと思っている。こちらは好きなパンケーキが食べられる。どちらも叶えられるwin-winな伝え方だ。

 

このように、自分の願いだけを直接伝えても、効果が出にくいが、相手にもメリットが感じられる伝え方ならば、動いてくれる確率が格段に上がるのだ。

 

最後に話をまとめると

 

 相手の立場に立って自分の伝えたいことをカスタマイズし、伝えることが大切なのだ

 

 

この本には、そのカスタマイズの仕方が「7つの切り口」から書かれている。

 

どの方法も、場面によって簡単で使いやすい内容になっている。

 

読んでいくうちに、

「そっか! そうやって伝えたら、もっと聞いてくれるかもしれない! なんだかワクワクしてきた!」

という気持ちになった。

 

このブログにも、本から学んだ技法を散りばめてある。

どの技法が使われているかコメントをいただけたら幸いだ。