自然教育とビジネス | 社会人に送るネタ

社会人に送るネタ

美術系専門学校出身で株式上場企業の経営部門に関わるまでになり、
現在はグローバル企業の日本法人で仕事をしている。
そんな変わった会社人生の経験が誰かの役に立てばと思って始めました。

昨今、プログラミング学習としてSTEMを小学校でも取り入れていますよね。

私がいる会社はロボットに精通している企業なので、STEMに積極的に開催しています。

 

STEMとは

S:Science

T:Technology

E:Engineering

M:Mathematics

①プログラミングを学習することで未来のエンジニアを育てる

②プログラミンを通じて論理的思考を身に着ける

 

さらにここにA(Art)を組み合わせSTEAMに進化させ、クリエイティブな思考を身に着けさせるというものです。

 

私の知人に植物学の研究者がいます。

その研究者は、今NHKの連ドラ「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎先生の弟子の弟子。

 

プログラミングはパソコンで行うイメージが強いですが、実は植物を調べていくと自然の中で効率よく生きていくためのプログラムを発見する事が出来ます。

私の子供が通っている保育園は自然教育を主とし、遊びを通じて自然とプログラムを学習しているのです。

花や草、木の枝、貝殻を組み合わせることによって新しいおもちゃや遊びを作っているのも一種のプログラムと考えられます。

 

プログラム?自分には関係ない。そんなもの本当に必要なの?と古い考えの人はそう思うかもしれませんが、

実は自然の中にプログラムは多数存在しているのです。

 

AIなんていう新しいおもちゃが最近流行っていますが、経験に勝る情報はありません。

実際に感触を確かめ、匂いをかいで、味を確かめてみた上で、AIと共存していく事が重要だと私は思っています。

真実を見抜く力は自然の中で身に付く。経験をなくしてAIを使うのは危険だと思っています。

 

そして自然の摂理はビジネスの理論にも通じるのです。

八つ手という植物は大きな木の影に群生し、大きな木から木漏れ日をなった日光を独特な形の大きな葉で効率よくキャッチします。

敢えて、日光が当たらないじめじめした場所にドクダミは花を咲かせます。

サツキの花は虫にしか見えない模様を花びらに描き、虫に必ず花粉を付着させます。

こうした自然を知っておくことでビジネスに役立つヒントになるのです。

 

是非、一度プログラミング学習だけではなく植物学や昆虫学、動物学に触れてみてください!