10月2日(木)、王子グランドで行われたJR東海対王子のオープン戦は打撃戦模様となり、チーム13安打のうち1番から3番で10安打のまとめ打ちをした王子に対し、10安打するもダブルプレー5個で好機を生かせなかったJRが3対7で敗戦した。

JR先発は宮島投手、制球に苦しみカウントを整えるストライクを完璧に打たれ5回10安打4失点と課題を残した。

リリーフした林山は2回2失点、柳橋は1回1失点と本来のキレを欠く投球内容だった。

打撃陣は、上位から下位までまんべんなくヒットを放ったが、ダブルプレーを重ね好機をつぶした。一気に畳みかける作戦が奏功しなかった原因はしっかり振り返りが必要だろう。

初回一死満塁から5番三村が中越えツーベースで走者一掃かと思ったが、跳ねたボールがフェンスを越えエンタイトルツーベースで2点止まりとなったのが痛かった。

4番冨田は左越えソロホームランを含む2安打2四球と全出塁し一人気を吐いた。

日本選手権に向け様々な戦術を確認する時期であり勝敗に一喜一憂する必要はないが、都市対抗優勝チームに勝利したいところではあった。

先発した宮島投手


2番に入りサード、ショートを守り1安打した吉田有