4日(金)、瀬戸グランドでJR東海対大阪ガスのオープン戦が行われた。
両チームとも都市対抗出場を逃しており、日本選手権予選に向け強化をはかっているところだ。
結果は、投手戦となり0対0の引き分けとなった。
投手陣は、JRは谷、増子、林山とつなぎ大ガスの強力打線を零封した。
初回表、谷が二死3塁のピンチを招いたが、ガス4番DH花本を右飛に打ち取った。その後、4回二死から三振振り逃げの走者を許したものの後続を打ち取り、5回を投げて2回以降二塁を踏ませぬ完璧な投球を見せた。
2番手増子は、サイドスローに変えてからコントロールが安定し、この日は2回被安打0、1四球、2三振と結果を出した。ガス打者が差し込まれている場面があり、見た目以上に切れが出ていた。
3番手林山は、8回9回ガスの代打攻勢に会ったがしのぎ切った。立ち上がりの8回先頭6番代打橋本に三遊間を破られ、送りバント、サードゴロの二死3塁から9番代打野口を空振り三振に打ち取った。
9回は中前安打、四球で二死1・2塁のピンチで5番三井の代打室屋が1・2塁間を抜けそうなゴロを放ったがJRセカンド吉田有が素早く回り込み一塁アウト、無失点で切り抜けた。
一方野手陣は、大ガス田中、宮本、秋山、林、大宮の投手陣に5安打、2四死球、5三振と抑え込まれ、3回9回に走者3塁のチャンスを作ったが決定打が出ず得点できなかった。吉田有が右方向に2安打を放ったのが目立つ程度で全体的にバットは湿りがちだった。
この日も気温39℃、連日の猛暑の中疲れはたまっていると思われるが、ここを乗り切らないと日本選手権は見えてこない。
ガンバれ、オレンジ軍団!
◇JR先発オーダー
1番山﨑⑥、2番吉田隼⑧、3番吉田有④、4番平野⑤、5番DH須永→堀尾、6番三村⑦、 7番藤井⑨、8番石井③、9番鎌倉②
サイドスローで力投する増子投手