5月28日(日)、都市対抗予選、JR東海対三菱自動車岡崎戦を振り返る。
勝敗を分けるポイントになったと思われる場面を浅い回から順番に三つあげる。
①拙攻で追加点とれず
4回表JR5番堀尾から始まる攻撃は四者連打で2点を追加、3対1と逆転に成功。
なおも無死1・2塁のチャンスで9番佐々木が2度送りバントを失敗、2ストライクから外角ストレートを見逃し三振に倒れた。
その直後、1番三村の打席で三走藤井が三盗を試みるが惜しくもアウト。岡崎北畑投手がランナーノーマークだったので積極果敢なトライだったが、岡崎西川捕手の肩が上回った。
三村が中前安打を放っただけに惜しまれる拙攻だった。JRの追加点ならず3対1で4回を終えた。残塁はタイブレークを含め16を数えた。
また、佐々木はこの三振で外角ボールの見極めが厳しくなり、8回、10回ランナー置いての三振につながった可能性がある。
②9回の継投
JR先発戸田投手は8回まで5安打0四球5三振1失点、2回から7回までは2塁を踏ませぬ快投を見せていた。8回の二死3塁のピンチは内野ゴロで切り抜け、3対1でJRリード。
9回ウラ2点差を追う岡崎は先頭3番古川が3塁ベース横を抜けるツーベースを打つ。内野でワンバウンドした打球はベース手前でファールゾーンに切れたように見えたが、3塁塁審は一瞬上げかけた両手を下ろし左手を横に差し出しフェアの判定、3塁平野が猛アピールしたが判定は変わらなかった。
続いて、四球、三振となり一死1・2塁から代打荒井に左前タイムリーを打たれ1点差のなったところで戸田は降板、喜久川投手に継投となった。
喜久川は1ボール2ストライクと中村圭を追い込んだが、しぶとく1・2塁間を抜かれ2塁走者がホームイン、3対3と同点にされた。
喜久川の後を受けた柳橋投手が最速149キロで後続を絶っただけに、戸田から柳橋へのリレーもあったかもしれない。
戸田投手は9回になってこの日最速の143キロを出しており、完投を期待したのも無理はない。
ベテラン投手が好投した後を若手に託す難しさが垣間見えた。
③タイブレークでの申告敬遠
10回から3対3でタイブレークに突入、無得点で終えたJRに対し岡崎は二死2・3塁と攻めたて4番豊住の場面。この回から抑えに回った川本投手で勝負かと思ったところJRベンチは敬遠を申告し、満塁策を選んだ。
厳しいコースを突き、結果四球もやむなしという選択肢もあったが、5番途中出場の宮野との勝負を選んだ。
宮野は前の打席で直球、変化球ともにタイミングが合っていなかったので、川本に任せたことが最悪の結果となってしまった。
川本は両サイドをえぐるのが持ち味なだけに、右打者宮野の懐近くに行ったボールが体に当たるのを懸念していたが、心配が現実のものになってしまった。
初球外角に外れた後の2球目は内角に食い込んでいくシュート気味のボール、打ちに行った宮野の右肘に当たり万事休した。
試合の結果がどうなるか分からないところでギリギリの勝負をしているからこそ見応えがある。
選手、指導者の皆さん、これからもハラハラドキドキの試合を見せてください!
勝敗を分けるポイントになったと思われる場面を浅い回から順番に三つあげる。
①拙攻で追加点とれず
4回表JR5番堀尾から始まる攻撃は四者連打で2点を追加、3対1と逆転に成功。
なおも無死1・2塁のチャンスで9番佐々木が2度送りバントを失敗、2ストライクから外角ストレートを見逃し三振に倒れた。
その直後、1番三村の打席で三走藤井が三盗を試みるが惜しくもアウト。岡崎北畑投手がランナーノーマークだったので積極果敢なトライだったが、岡崎西川捕手の肩が上回った。
三村が中前安打を放っただけに惜しまれる拙攻だった。JRの追加点ならず3対1で4回を終えた。残塁はタイブレークを含め16を数えた。
また、佐々木はこの三振で外角ボールの見極めが厳しくなり、8回、10回ランナー置いての三振につながった可能性がある。
②9回の継投
JR先発戸田投手は8回まで5安打0四球5三振1失点、2回から7回までは2塁を踏ませぬ快投を見せていた。8回の二死3塁のピンチは内野ゴロで切り抜け、3対1でJRリード。
9回ウラ2点差を追う岡崎は先頭3番古川が3塁ベース横を抜けるツーベースを打つ。内野でワンバウンドした打球はベース手前でファールゾーンに切れたように見えたが、3塁塁審は一瞬上げかけた両手を下ろし左手を横に差し出しフェアの判定、3塁平野が猛アピールしたが判定は変わらなかった。
続いて、四球、三振となり一死1・2塁から代打荒井に左前タイムリーを打たれ1点差のなったところで戸田は降板、喜久川投手に継投となった。
喜久川は1ボール2ストライクと中村圭を追い込んだが、しぶとく1・2塁間を抜かれ2塁走者がホームイン、3対3と同点にされた。
喜久川の後を受けた柳橋投手が最速149キロで後続を絶っただけに、戸田から柳橋へのリレーもあったかもしれない。
戸田投手は9回になってこの日最速の143キロを出しており、完投を期待したのも無理はない。
ベテラン投手が好投した後を若手に託す難しさが垣間見えた。
③タイブレークでの申告敬遠
10回から3対3でタイブレークに突入、無得点で終えたJRに対し岡崎は二死2・3塁と攻めたて4番豊住の場面。この回から抑えに回った川本投手で勝負かと思ったところJRベンチは敬遠を申告し、満塁策を選んだ。
厳しいコースを突き、結果四球もやむなしという選択肢もあったが、5番途中出場の宮野との勝負を選んだ。
宮野は前の打席で直球、変化球ともにタイミングが合っていなかったので、川本に任せたことが最悪の結果となってしまった。
川本は両サイドをえぐるのが持ち味なだけに、右打者宮野の懐近くに行ったボールが体に当たるのを懸念していたが、心配が現実のものになってしまった。
初球外角に外れた後の2球目は内角に食い込んでいくシュート気味のボール、打ちに行った宮野の右肘に当たり万事休した。
試合の結果がどうなるか分からないところでギリギリの勝負をしているからこそ見応えがある。
選手、指導者の皆さん、これからもハラハラドキドキの試合を見せてください!