7月8日(金)、瀬戸グランドで行われたHonda鈴鹿(都市対抗東海地区第3代表)とのオープン戦を観戦した。

観戦エリアの最高気温36.8℃、それでも多治見市内より3〜5℃低く、いつもより暑く感じないとのこと。傘で日差しを避け水分補給しながら汗だくで熱戦を見た。

結果は鈴鹿5投手(井村、平尾、八木、竹内、北畑:補強)の前に散発4安打のJRが0対3で完封負けした。

2回裏一死から5番中田四球、6番亀山三遊間安打、8番牛場右前安打で二死満塁としたのが唯一のチャンスだった。9番佐々木が初球から積極的に打ってでたが平凡なセカンドゴロに倒れ、鈴鹿先発井村を崩し切れなかった。

前戦まで好調だった打撃陣はこの日は沈黙した。

JR先発は王子から補強の近藤だ。全盛時の球の勢いはないもののコーナーに投げ分けるコントロールを駆使し、毎回走者を背負う苦しい展開にも関わらず、初回の中犠飛、5回の左翼線タイムリーで強打鈴鹿を2点に抑えゲームを作った。

6回から登板した辻井は8回一死から四球を出したところで古田にスイッチ。送りバント、四球で二死1・2塁となり右前タイムリーで古田は1失点した。しかし、二人とも投球に大きな乱れはなく、これからの調整を経て本番でしっかり投げてくれそうだ。

最終回、一死2塁の場面で古田から柳橋に交代した。新人柳橋に経験を積ませる意味で良いタイミングだった。3塁ゴロでランナー挟殺、二死から最後は三振で期待に応えた。150キロ前後の速球が持ち味だけに、さらに真っ直ぐに磨きをかけて欲しい。

梅雨明け後の酷暑の中、連日の練習と試合で選手の疲労は相当たまっていた。一日のオフを挟んでリフレッシュできた選手は生き返っていた。

本戦まで10日。残された時間は少ない。

ガンバれオレンジ軍団!

【補強選手の背番号】近藤投手18、前田内野手5、亀山外野手28