24日(木)春風吹く中、東海地区春季大会決勝対トヨタ戦は、延長11回タイブレークの熱戦の結果、10対13で惜敗した。
JR古田、トヨタ松本の先発で始まった試合は、序盤からホームラン、タイムリー、エラー絡みなど点の取り合いとなり7回表トヨタの攻撃まで5対5のがっぷり四つの展開となった。
その裏、JRは一死1・3塁から8番捕手須永に代打中田を送り、トヨタ村川から中犠飛で1点を勝ち越した。
ヒットの数で上回るJRがこのまま逃げ切る流れだったが、8回表トヨタはJR宮本から代わった柳橋(新人)に容赦なくタイムリーを浴びせ4点とって3点をリード。
JR万事休すと誰もが思った9回、一死1・2塁となったところで7番吉田隼がレフトスタンドに大きな弧を描く同点スリーラン。試合を振り出しに戻した。
10回からは無死1・2塁のタイブレークとなり、きっちり送りバントを決め得点圏内にランナーを進めてタイムリーを放ったトヨタが延長11回の接戦を制した。
野球は点取り合戦であるという醍醐味を存分に味わせてくれるナイスゲームだった。
次は4月の静岡大会だ。全国強豪相手にガンバれオレンジ軍団!