4月26日(金)から始まったJABA京都大会二日目、JR東海は一昨年都市対抗の覇者NTT東日本と対戦した。今年最初のオープン戦を九州合宿の場で戦う予定だったが降雨で中止となり、場所を変え滋賀県皇子山球場でぶつかることになった。
4月下旬の陽気とはとても思えない小雨混じりの寒風吹く中、プレイボール。
JR先発はエース戸田。立ち上がりの制球があまくなったところを痛打されるなど初回表でいきなり4失点。その後立ち直りを見せたが、5回ランナー一人置いた場面でNTT4番長澤に真ん中寄りに入ったストレートを左越えに被弾。まさかの6失点で6回降板となった。
打撃陣は、NTT先発堀に初回三者凡退で退けられ、4点ビハインドが重くのしかかった。しかし、2回裏先頭の4番DHに入った白川が3ボール1ストライクからインコースストレートを強振すると打球はグングン伸びて右越えソロホームラン、反撃ののろしを上げると、4回裏、6番堀尾のタイムリーツーベース、7番伊勢の犠飛で3点を返し同点に追いついた。その後、ロングリリーフしたNTT大竹に単打、四球をからませチャンスを作るも決定打が出ず、2点差をひっくり返すことができなかった。
木部、小寺、古田と継投した若手投手陣が強打NTT打線を零封したのは明るい材料である。
故障者が多く苦しい戦いを強いられ予選敗退となったが、残る試合は昨年都市対抗覇者の大阪ガス戦である。若手主体でも戦えるところを見せたい。
ガンバれJR東海野球部!