9月9日(火)伊賀市のミキハウススポーツスタジアムで行われたミキハウスとのオープン戦は、初回に先制されたJRだったが、3回冨田内野手のタイムリーで1対1の同点に追いつき、中盤に相手守備陣の乱れを突いて逆転、4投手(宮島、林山、不後、辻井)のリレーで逃げ切り勝利した。
3回に同点とした後1対2とリードされた5回表、2番下山からの攻撃はミキ2番手高橋優投手から3四球を選び二死満塁、7番吉田隼がフルカウントまで粘り相手守備陣の乱れを誘い3得点のラッキーな展開で4対2と逆転。
6回裏にJR2番手林山投手がバントとゴロ攻勢に会うも1失点で切り抜け4対3、不後、辻井へとつないだ投手リレーは危なげなく1点差で逃げ切った。
都市対抗期間中手薄となった投手陣は、8月から9月にかけて一ヶ月間辻井、林山、宮島の3投手で試合をこなしてきた。3投手ともこの日も登板、逞しさを増し打者と駆け引きする成長した姿を見せた。
特に宮島投手は最速145キロのストレートを軸に打者を押し込む投球を披露、先発投手の役割を果たした。若いだけに更なる成長に期待する。
10日から都市対抗出場選手全員が戻ってくる。
酷暑が続く中、28名の選手と6名のスタッフで日本選手権に向けチーム一丸で前に進む。
試合前にアップする野手陣
5回2失点するも粘りの投球を見せた先発宮島投手
3回表二死2・3塁、ライト前同点タイムリーを放つ4番冨田内野手(投手ミキ松永)
5回表二死満塁、フルカウントまで粘りミキ内野陣のエラーを誘った7番吉田隼外野手(投手ミキ高橋優)
6回から登板した2番手林山投手、2回1失点
辻井投手、10回タイブレーク練習ではバントシフトの連携が乱れ2失点