とあることで知り合いになった、30代半ばで幼稚園児をお持ちのママさんがいます。

その方は、とても行動力がありみんなを引っ張っていくようなタイプで、処理能力が早く、多分とても頭が良いのだと思います。

 

頭が良い+突っ走るタイプ=まわりの時速に気づかず、自分の時速が周りの時速だと思う。のかしら。

 

処理能力が早くて頭が良い人は今までも関わったことがありますが、その人達は経験で周りの速さに合わせることができていたように思います。

 

しかし知り合ったママさんは、どんどん自分の速さで物事を進めていき、乗り遅れている人がいるのにもかかわらず強引に進めていっているような・・・。

 

そして不満が生まれる。

 

 

この人は社会活動家らしいんだけど、訴えていることは女性の生きづらさ、政治においての男女比の平等など。

 

それを聞いて私は、「あ、またか」と思ってしまった・・・。

 

大体女性関係の活動家はこれを訴える。

行動を起こして社会を変えていく。

働きづらさ、キャリアの積み辛さなどなど。

それはとても大事で、誰かがやってくれたらありがたいこと。

 

とある市の市議会の比率が・・・なんていうのを見たので今後立候補でもしやしないか・・・と思います。(するのは勝手ですが)

強いメッセージを発信している人が意気揚々に政治の世界に足を踏みれて、あれ?あの時の勢いはどこへ?とならないようにぜひ頑張っていただきたい。

 

 

ってそれは建前で。

皆様のことなんて私は考えている余裕はない。

自分だけ、個人だけのこともままならないのに。

子育(人を育てる)って猛烈に大変で難しくて、日々勉強と分析と対策と戦略が必要で、それって片手間でできることではない。

(稀にいる、両方を猛烈に勉強している超人は別)

 

いよいよ小さな社会にでるぞ!っていう年少さんの時期あたりまでがほとんどがインプットの世界。

言葉や匂い、肌触り、感触、空気、味、絶対的安定の存在。

 

その時期に生活した状況が人生の無意識のデフォルトになる。

そのデフォルトが、他人の言葉、よその匂い、誰かの肌触り、誰かが選んだ物の感触、よその人の空気、誰かの味、コロコロ変わる不安定な存在。

 

そんなの我が子じゃない。

我が子だけど、中身は知らない人。

全責任を負えない。

 

それが確立されて、いよいよ小さな社会に出て行って、自分との違いを知る。

 

研究によると成長の上で特に優劣はないと言っても、根本的な、データに残せない部分ではやっぱり違うと思うんです。

 

別にそれを母親が全て背負う必要なないかと思います。(正直私は母親が負った方がより良いとは思っています)

我が家の役割分担では、夫が軍資金を調達する係、私が家を経営していく係になっています。

 

私は凡人なので、考える傾向と対策も凡人レベル。

でも我が子を”我が”子供として育てたかったので今の状態でやってきました。

(自分色に染めてきたというのかな。それってある意味怖い。)

 

 

なので、私は女性で母親だけど、世の社会活動家が一生懸命訴えていることは私には当てはまらない。

私はまだ働いているヒマがないんです。

 

 

(そしてそのママの子が幼稚園では問題児っていうことも説得力がない一つの要因でもある。

でもそれを知らない支持者や共感者は、とても活動的な人♪なんて思って指示をするのでしょう。

人間的にはとても興味深くて、よくよく話してみたいと思うような人なんですけど)

 

おわり