裏切りのサーカス

●評価3点(5点満点中)

元MI6諜報(ちょうほう)員の経歴を持つ作家ジョン・ル・カレによる人気スパイ小説を、『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督が映画化したサスペンス。英国諜報組織の中枢に20年も潜入しているソ連の二重スパイを捜すため、引退生活から呼び戻されたスパイが敵味方の区別もつかない中で真相に迫る姿を描く。主演のゲイリー・オールドマンをはじめ、『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したコリン・ファース、『インセプション』のトム・ハーディら実力派の競演は必見

あらすじ

東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは…

派手なアクションシーンやスパイ道具は出てこず、ソ連とMI6が騙し合いの心理戦を繰り広げるリアリティあるスパイ映画

原作者が元スパイなので現実的である

登場人物も多く名前がごちゃごちゃになるし、セリフ少な目ではっきり言わない見せ方するので、わかりにくく 伏線も気づきにくい

1回では分からず2回目を見たら面白いと言われる理由が分かる

登場人物が複雑に絡み合った構図で、役者が笑わず僅かな顔の動きで感情を表す

ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・バーディーと出演者も豪華

トム・バーディーは男くさいキャラクターが定着しているが、今作では金髪で髪が長い

良い意味で重厚、悪い意味で重苦しい

好きな人にはたまらない、合わない人にはしんどく感じる…

自分は半々ぐらいかな