今日、廿日市市議会では、産業厚生常任委員会が開かれました。
その後、行われた協議会での、意見書の取り扱い、所管事務調査の取り決めについて、副委員長として委員長をしっかりサポート出来なかったと反省しています。
まだまだ、未熟です。少々苦い経験をし、鍛えられました。
(廿日市市議会本会議場)
さて、12月議会の一般質問で、安心・安全の基盤強化と整備の取り組みについて取り上げました。
特に、我が国最大級の地震が懸念される東南海、南海地震及び津波など、大規模自然災害に対する備えを進めるべきとの立場からの質問です。
具体的には、
① 市民が問題視している避難施設及び避難経路の安全性確保について。
② 自主防災組織並びに自治会との連携強化について。
③ 市職員、園児、児童、生徒などに対する防災教育の見直しについて。
を重点に質問しました。
(広島県立宮島工業高校の体育館)
市の答弁は、震災の教訓を踏まえ、しっかり取り組むとの内容でした。
また、ハードだけでは防げないとの認識から、ソフト面の充実に視点が置かれています。
(7月、陸前高田市でのボランティア仲間と。大津波の怖さを知りました。)
ただ、避難施設の拡充策には疑問があり、再質問を行いました。
県内では、60校の県立高校などが避難所に指定されているにもかかわらず、市民の要望があるのに、本市にある4つの県立高校の全てが避難施設に指定されてないのはなぜなのか。
早急に、地域性を考慮し公立高校などの施設、あるいは民間施設の避難所活用に取り組むべきではないか。との内容です。
大切な市民の命を守るため、適切な一次避難所の確保は重要なテーマです。
市からは、検討するとの答弁がありましたが、引き続き一刻も早い実現を求めて参ります。
(大津波で被害にあった、陸前高田市の消防署)
また、市民を守るためには、災害に強い行政機能の構築も必要です。