娘は、小学生の頃

陸上が得意だったので

スポ少に入っていた。

父親(夫)が元陸上部という事もあり、

父親と娘でよく自主練をしていた。

小5では小6に混ざってリレーメンバーに。

学校の運動会では学年の女子で1位に。


小6の頃には、父親はスポ少のコーチになった。

短距離走で市から表彰され、

親も娘も中学では、陸上で活躍すると

思わずにはいられなかった。


一方で、勉強の方は苦手意識があり、

小5辺りから追いていけなくなっていたであろう。

本人から「塾に行きたい。」と言い、いろいろ体験授業に行ったり、実際に通ったが3ヶ月で辞める始末。

「先生の教え方が分かりにくい。」と言う。

私が教えることもあったが、反抗的な態度に口喧嘩になってしまうのだ。


中学生になり、

訳あって学区外の中学へ…。

その学校は陸上部が強いので、

ついて行くのが大変だった。


そして、勉強について行くのも大変で…。

だが、父親は勉強よりも部活から帰ってから自主練をするようアドバイス。

「お前は部活を頑張り、推薦で高校に行け。」と。


私は娘の心が心配だった。

娘は父親が怒ると怖いので、父親には文句を言わない。その代わりに、私に感情をぶつけていた。

「クラスで友達ができない。輪に入れない。勉強がわからない。クラスでは猫かぶってて自分が出せない。」と毎日のように言っていた。


謎の腹痛や捻挫をしたりで、なかなかいい記録が出ず、むしろ小6の時よりも悪いタイム。


だんだん父親の態度がパワハラっぽくなり、娘はいいなりに…。


私は「これでは娘が壊れてしまう。」と言い、止めに入ったこともあった。


夏の大会当日、早朝5時には家を出ないといけなかったが、ついに「大会に出ても記録が出せない。夕方まで体力が持たない…えーんえーん」と泣き崩れてしまった。


続く…。



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