月経不調では周期の異常以外に、経量、経色、経質の全体を総合分析して、虚実寒熱を明確にすることが要求されます。
治療原則は月経周期を整えることに重点を置きます。これ以外に月経病やその他の疾病との区別を明確にしなければならず、先にあった疾病が原因で月経不調が出現している場合は、まず先にあった疾病を治療すれば月経も自然と調和します。
反対に月経不調が原因で新たな疾病が出現している場合は、月経を調節すると新たに出現した疾病もおのずと改善します。
実熱
平素から体質が陽盛の人が辛辣なものを習慣的に食べると、陽が亢進して熱が生まれやすくなります。
この熱が子宮内に蓄積されると血熱となり月経先期が起こります。
月経周期が7日以上早まり、ひどい場合は1ヶ月に2回月経が来潮します。
経量が多く
経色は鮮紅または紫紅
経質は粘稠(粘り気あって濃い)
心煩(胸苦しさ)
口が渇く
小便短黄
大便乾結(便秘)
などの症状を伴います。
治療は子宮に通じる経絡と、その中を通る血を調整します。
さらに体の内熱を冷まします(清熱)。
熱は上に上がる性質をもっているので、熱を冷まして下降する力を針とお灸で補います。