1月30日午前10時、尖閣諸島の海域で中国軍のフリーゲート艦「連雲港」と日本の海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」が約3キロの距離間隔まで近づいた時にその事件が起きました。もう1ヶ月半を過ぎたというのに今頃になってようやく白状することとなりました。


 中国の悪い癖、否、日本も同じですが、自分の悪いところを隠そうとする癖は誰しも同じかもしれせんが、日本側に証拠が残っている以上、いずれわかることでした。恐らく中国もこのまま否認を続けるか、はたまたあっさり認めて国際社会からの非難を避けるかどちらが得策化を考えたのでしょう。証拠のデータを開示されては元も子もないですからね!


 今回中国は、党や国家、軍部の意思ではなく艦長の緊急判断であり、偶発的出来事としています。さらに日本側に証拠のデータの開示をしないように頼んだのではないかと思われます。尖閣諸島をめぐってトラブルが続いていますが、恥を忍んで真実を明かしたことは良い評価に値するもので、少し緊張感が和らいだような気がします。