小学校で習った算数。
中学に入ると数学を習い始めて、戸惑った人も多いはず。
自分も中学時代は赤点取ったりしてました。
でも、なぜか大学では文系なのに数学のゼミに入るという謎展開で、現職は共に関係ない仕事になりました(笑)

さて、話戻りまして算数と数学、この二つの違いを言えますか?

もちろん言えるという方も多いと思いますし、その方たちは本質を見ながら過ごしてきた人達だと思います。
はい。さっさと言いますね。上の二つの違いを一言で言いますと、

数学は学問。
算数は習い事。

え?同じじゃないのと思う方もいるかもしれませんが、ここには雲泥の差があります。
他で例えると習字と書道です。
書道は芸術。習字は習い事。です。
というより、気付いた方もいると思いますが、小学校では授業というより習い事をしてただけなの?と。

そうです。だから、学術ではなく、単なる習い事の1つを学びの社でやっていただけなので、自分は廃止すべきだと思っています。


ゆとり世代でもある自分ですが、ゆとり世代で一番大きな出来事というと円周率問題ではないでしょうか?
教科書改訂により、円周率をいくつで計算するのか??
3? 3.14?? 3.141592???

はい。ぶっちゃけどれでもいいです。
いや、大事だろ!という人、それまでの式が一緒で最後の掛け算の差がこれしかない円を見せられて違いがわかるんですか?
ていうか、数学の世界ではπになって、計算すらしないし(笑)
もちろん建築とかになるとこの差が人の命をも左右するので大事になります。でも、それ以外では何となく頭に大きさが浮かべばいいんですよ。

数学という学問が導き出したいのはそんな細かい差ではないですから。
その円がどれくらいの大きさでどのように交わっているのか、などですから。

でも、算数だとそうはいかない。
絶対に答えがあるから。
これはこうでこうならないといけないから。
ただ、これは基礎ではない。間違っていけないのはここ。

パブロピカソの絵は変な絵の代表みたいに出るけど、自画像などは本当に細かいタッチ。
それは基本基礎が出来ているから。
数学も書道も同じ。
四則計算ができるから、難しい理論まで考えられる。トメハネがちゃんとできるから綺麗に字を書くことができる。
だから、基本基礎を習うことは大事。
逆にいうと、基本基礎というのはその最小単位でしかない。
こんなのは一年もあれば覚えられる。いや、そんなにもいらないんだけど。
じゃあ、その最小単位がどう発展させられるのかが学問や芸術。算数や習字は同列にはならない。
だから、最初から数学や書道を教えればいい。
その中のひとつとして、計算方法やトメハネは教わる。検算もする。

あれ?この教え方はゆとり関係なくない?
小中学校の関係は今も変わってなくない??

そうなんです。だから、今も昔もできる人はできて、できない人はできない。
どの世代も一緒で、本質を見れる人間にならないといけないんです。

あなたはニンベン書けますか?


次回はゆとりについて、もっと考えたいですね。
いつ来るかわからないですけど(笑)

それではまた。