青い空。


パレットの上の青色なんかじゃ描ききれるわけもなく、少し手を伸ばしたからって届くわけもない大きな存在。

とはいえ、それは全く遠い存在ではなく、誰もがいつも見上げているもの。その先に明日を望んでいるもの。

だけど、そこに手を伸ばすのは、一握りの愚か者だけ。
一握りの愚か者が、飛行機を作り、ロケットを作り、空に飛び立った。夢に向かった。

それは、誰もが無理だと言った。不可能だと言ったものだった。それでも彼らは続け、バカにされながらも、結果を残した。

未だに飛行機が飛べる理由は完全解明されてない。もちろん、理論は必要。でも、最終的に飛んだのは、彼らがあの空の向こうの景色を見たかったから成し得たこと。


彼らが僕らに景色を作ってくれた。


僕もそんな人になれるよう、翼は夢。そして、空へ。



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