うちのブログではほとんど取り上げたことのない分野。今回はフィギュアのプラモデルについて。数年前、創彩少女庭園なるプラモデルが発売になった。ちょっと注目してたんだよね。昨今のフィギュアのプラモデルは「美少女やJKが武器を持って戦う」みたいなのばかりでなんか嫌だった。すごく違和感を感じていたわけ。そこへきてこのシリーズは「普通の女子高生」なわけで、そのへんの違和感を感じずに済む。それに改造なんかもやりやすそう。そこで正月に買ってみたのだが、例によってずーっと放置され、今頃になってようやく手を付けることに。
中身。懇切丁寧な説明書がついている。かなり分厚い。内容を見れば、これまで工作をしたことのないような人が見ても作れるように工夫されてる。こういうキットはどんどん普及してほしいと思う。誰しもが高度な工作ができるわけでもないのである。一応塗装せずとも作れるよう、各部品はすでに成型色がついている。けど髪の毛がツヤツヤなことなど、そのまま作るとちょっと微妙な点も。
なんかやたら部品が多いが....、ポーズを変えるためのパーツが入っていたりで、実は組み立てはそんなに難しくはないと思う。接着剤使わずに作れる。高価なキットではあるが、まあ仕方ないかと思える程度には色々なパーツが入っている。今回はこの小鳥遊暦を作ろうと思うのだが、前から思っていたがこの制服を色変えればうちの母校の制服そっくりなんだよな。正確にはうちの母校の高校は数年前に制服が変わっていて、現行の制服にそっくり。私が在籍していた頃のはだいぶ違うのであるが。
とりあえず、うちの母校の制服っぽくやってみるかの。在籍時の制服デザインは襟元の構造がよくわからなかったので、現行の制服にしてみた。なんせ在籍してたのなんてふた昔も前だしな。
うちの母校は地域でも評判なくらい校則が厳しかった。中学かよってレベルだった。また、体育が厳しいことでも有名だった。私のような運動音痴には生きにくい環境だった。特に髪色などは厳しく言われたものである。よってこのモデルの髪色で登校などしようものなら、即職員室、生徒指導室、体育教官室引き回し、はっきり言って命がいくつあっても足りない。ツヤツヤなのも気になるので髪を黒く。靴下も黒く(最近白い靴下はあまり見かけないんよな)。制服も紺か黒か微妙だったのだが、手元に近鉄特急のブルーしか紺色のスプレーがなく、なんとなく学校のHPなど見れば黒っぽく見えたので、思い切って黒にしてみた。
で....、うちの母校の制服着用で完成したのだが。
なんだこれは...。もはやパッケージのイラストとは別人である。いやまあこんな雰囲気の奴は同級生に確かにいたけどさ。ちなみギターはなんかの食玩のおまけ。ちょっと小さいかと思ったら意外と違和感ない。こんな感じに母校の風紀委員に捕まらないレベルの改造を目指したものの、こんな短いスカートで登校などしたら即生徒指導室へ連行となるはずである。もっとも、さすがにスカートの改造は自信なかったのでパーツを塗り替えただけ。大阪ではこんな短いスカートは流行らない。
後ろ。
ちょっと塗装を変えるだけでだいぶ印象変わるよな。これは鉄道模型の人形にも言えることで、同じポーズの人形とて塗装を変えれば複数いてもなんら問題ないのである。何が問題かと言えば、塗装が面倒ということに尽きるのである。しかし可動フィギュアのプラモデルはたまにやれば面白いな。
ところが、figmaに比べれば関節の可動域が異なっていたりして、右腕の関節のジョイントをばきっとやってしまった。送料込みで補修パーツがけっこう高くつくことになってしまったのであった。