離島暮らしだとなかなか島外へ出る機会もないのだが、先月に島外へ一度脱出。今回は帰省ついでに寄り道ってことで、東京から北陸経由で大阪へ。そのときに福井へ4年ぶりに行ってみた。もうすぐ新幹線が来る福井、10数年前と比べれば駅前はすっかり変わってしまった気がするわ。大阪からだと福井は「18切符を使って適当な時間に出発して一日遊んでいい加減な時間に帰ってこれる」距離にある街。何度も行ったことあるのでもはや行きたい見所は行きつくし(ただし九頭竜湖と永平寺だけはまだ行ってないんよな)、今回は郷土食材などを買いに立ち寄ったようなもの。ただ、福井鉄道は乗ったことないので今回乗ることに。

 

 

 まあなんというか、やっぱ福井=恐竜なイメージが。恐竜博物館も一度行きたいんだけど、駅から遠いし暑いのでパス。

 えちぜん鉄道と福井鉄道の共通一日券が売ってたのでえちぜん鉄道で勝山まで。10年以上前、ここからレンタサイクルで越前大野まで行った。それも昼飯抜きで。さすがにもうそんな体力はどこにもない。京福電鉄の色は田舎臭くて微妙だったけど、えちぜん鉄道のこのカラーはさわやかでいいよな。

 

 福井駅前でもろもろ買い物して、福井鉄道に乗る。

 フクラムに乗りたかったが、↑は逆方向へ行く電車。元名鉄の車両に乗って武生まで。そういえば武生って降りたことないな。サンダーバードまで時間があったので、武生の市街地を歩いてみれば、こんなところに国分寺。

 越前国の国分寺は福井市内ではなくこっちにあるのね。武生のあたりを昔は府中と言ったようだし、室町時代まではこのあたりが越前の中心だったよう。福井鉄道も初めて乗ったけど、始発駅から一日券で乗るぶんには悪くなかった。JRよりは本数多いし、急行も走ってるしね。小銭を用意するのが面倒だから敬遠してたけど、今度から花堂のホビーオフやベルへ行くときは乗るわ...。

 

 それで家に帰るまでに、こうしてしっかり福井の電車の鉄コレなどを大量に買ってきたりする。

 福井鉄道の200形は車庫で修復中なのがちらっと見えた。えちぜん鉄道の元愛環線の車両は線内で遭遇率けっこう高い。京福バスは福井市内でよく見かける。キーボは今や中古でぼったくり価格だが、実は(2022年7月現在)まだ福井駅で普通に買えます。あとはフクラム(それもオレンジか青いの)が売ってればなと思ったが、残念ながらこれはどこの中古取り扱い店でも見つけられなかった。しかし福井鉄道200形みたいな、地方私鉄の連節車なんかが製品になるなんて、ほんとにびっくりだったわ。