レイアウトに雪を降らせる企画は、思った以上にテクスチャーペイントを消費していて全然足りなくなり、しかも紙粘土まで足りなくなりそうな感じなので、届くまでは工作中止を余儀なくされて、あと4枚のパネルが全然進まない状態。ということで、例によってまた積みプラ片付けをすることに。面倒なのですぐ仕上がりそうなものを、ということで韓国海軍に引きつづき、日本の敵国海軍第二弾ということで今回は北朝鮮の艦艇を。

 いつだったか、総書記が緑色に塗装された潜水艦に乗ってご満悦だった映像が公開されていたけれど、その潜水艦がこのロメオ級。総書記が乗ってる=最有力艦ということになろうが、それが第二次大戦型の潜水艦ってこと自体、どれだけあの国の海軍が世間から遅れてるかが理解できる。しかも潜水艦が緑色って...、他に座礁して捕獲された小型潜水艇もだけど、緑色にする意味ってあるのかね。普通は黒っぽい色に塗られると思うんだけども...。ま、何色に塗ろうがこんな艦すぐ発見されて撃沈されると思う。

 

 ロメオ級は中国海軍も多数運用していたこともあるだろうが、こんなもんまで1/700で製品があるんだからびっくり。童友社すごいな(まあどこか別のメーカーから型を買い取ったか何かかもしれないけど)。ただ、最近この「世界の潜水艦シリーズ」の、中国海軍の潜水艦やロシアのキロ級潜水艦が売ってるのを見かけない。アメリカやロシアの原潜とか大戦時の潜水艦なら割とどこでも売ってるの見かけるんだけど、もう作ってないのか。日本人にはあまりイメージのよくない潜水艦だけど、北朝鮮のニュースで出たりするからそれなりに売れると思うので、なんかもったいないよな。ちなみに部品点数はめちゃくちゃ少ない。部品くっつけるだけなら数分でできるレベル。

 

 あと自衛隊のミサイル艇のおまけで不審船がついてた。

 最近のアオシマ製品のパッケージイラストが攻めすぎてて面白いけど、該当国から圧力でもかからないか少し心配になる。それはいいとして、部品点数はたった3点だけど、こういうおまけはいいよね。ちなみに付録デカールにはロシア、中国、北朝鮮、韓国の国旗も含まれていた...。不審船と潜水艦、あと以前作った独島艦と駆逐艦に使えそうなのだが、正規の軍艦には少々サイズが小さい。ちなみに本体の自衛隊のミサイル艇は、装備パーツをP社のに一部取り換えようとか思ってて、部品が到着するまで建造は中止。そんなこんなで工作というのもおこがましいレベルだが完成。

 実はめっちゃ小さいです...。ロメオ級でも全長は10センチほどしかない。また、童友社の潜水艦はフルハルだが、ウォーターラインっぽくできるよう(かどうかは知らんけど)船体は上下で分かれている。けど分かれ目の位置が微妙で、そのままだと艦尾の潜舵が海面下になってしまう。うちのは強引に船体を少し削ってつけたが、艦底板を自作するとかしたほうがよさそう。まあこんな感じで1/700の北朝鮮の船ってことで、こんなもんまで製品で存在することに改めてびっくりしたってことで今回のお話でした。来週は三連休、レイアウトに雪を降らせるのを早く終わらせないとな。