無心で待つ(て) | 毎日ゆったり、ていねいに ⭐浸潤性小葉がん

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2015年2月浸潤性小葉がん手術。それから1日1日を大切に過ごしたいと思うようになりました。
病気に関することや日々の気付きを残していきたいと思います。



先日造影CTの結果を聞きに行ってきた。

いつものように穏やかに、主治医(通称ケンジーって言います)は言った。

「結果は、やはり右のリンパ節増大、

転移疑い、とレポートが付いています。

その他には首から骨盤まで特に心配なものはありませんでした」






とりあえず他には何もないことにはほっとした。

そこで予定通り、右のリンパ節の細胞診をすることになった。




腋窩だけだし、タンクトップ着てきたし、

そのまま横になろうとした時、看護師さんが


「上は全部脱いじゃってくださいね」と言った。


私はちょっとだけ焦った。

なぜなら実は主治医に意識下で見せたことがなかったからだ。


6年半前の診断から術後まで、「はい!」っと胸元を開けて見せた覚えがない。

診断に至っては画像が全てだった。


そこで、ちょっとドキドキしながら(♥️と言う感じではないけれど)、

再建途中の「あと乳頭乳輪だけ」状態の方も見てもらった。



先生は「いいですね。傷もきれいですね。この後をどうするか、そういう話しになりますよね。」とおっしゃった。

私は今の状態に不満があるわけではない。

もしも機会があったらその先に進もうかな、くらいだったが、この検査次第では諦めなくてはならなくなるかもと、覚悟した。



エコーを見ながら何ヵ所か吸い採って、ほどなくして終わりとなった。


私「的はどうですか?採れた感じですか?」

先生「中の方で何ヵ所か採りました。怪しいところはちゃんと当たってると思います。」


それほど痛みもなく、職場に戻り、何事もないように仕事をした。



今回の事は、まだ旦那以外誰にも言っていない。



もしこの結果が転移と出たら、郭清術後に放射線を当てるらしい。


その時にどうするか考えよう。





とにかく今までの経験から、

「心配してもなにも変わらず、その時間が無駄だ」と言うことはわかっているつもり。



何度も


無心で待て、と自分に言い聞かせている。






最近トリミングしたばかりの癒しの君。