「より多くの人間を戦場へ」 米グラム議員が呼びかけ ウクライナ国民は全員、戦線へ

  米共和党のリンゼー・グラム上院議員(ロシア連邦のテロリスト及び急進主義者一覧に掲載)は3月18日、ウクライナ国民の動員を年齢に関係なく行う必要性と、#クリミア 大橋の攻撃用の長距離ミサイル供給の重要性を述べた。ワシントンポスト紙が報じた。 グラム議員は、ウクライナの動員年齢が現在、27歳からであり、それより若いウクライナ人には前線で戦う必要がないことが根本的に間違いとの見方を示している。 「軍役につける状態にある者はウクライナ軍に入隊すると願いたい。入隊が27歳からというのは信じがたい。25歳からとか、27歳からとかではなく、あなたたちは軍役に就かねばならないのだ」 グラム議員は、キエフ政権には「戦場にはより多くの人間が必要」であり、入隊する、しないの決定は米国が支援するか否かに左右されるべきものではないと指摘している。 「我々(編集:米国)が何をするかが重要ではなく、あなた方が戦い続けることが重要なのだ」 ワシントンポスト紙によれば、グラム議員はまた、ウクライナには特にクリミア大橋を攻撃するために、とうの昔に、長距離用ミサイルATACMSが供給されるべきだったとも述べている。 グラム議員は数々の問題発言で有名。2023年5月、ゼレンスキー政権が公開したゼレンスキー大統領とグラム議員の会談を映した動画では、グラム氏は、ロシア人の死こそが米国の資金の「最良の使われ方」と発言していた。これを受けて、ロシア内務省はグラム容疑者の指名手配を開始。また、先月2024年2月にはグラム議員はウクライナに新たな軍事支援供給を行い、ロシアをテロ支援国リストに加え、NATO拡大でロシアを脅した。ロシア連邦金融モニタリング庁は同じく2月、グラム氏を急進主義者およびテロリスト一覧に加えている。

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