コウは、夏休みになってから、3月以前に逆戻りしたようにゲーム三昧の日々。
ブログのネタになるようなこともなく、代わり映えしない毎日を過ごしていますので、暫くは過去の経過に関する話しをアップしたいと思います。
前回からのつづき
学校側との話し合いがあった3月上旬、依然として、児童精神科のある医療機関が見つからないままでした。
ただ、隣の県の病院で看護師として働いている親戚がおりまして、もし医療機関が見つからなければ、自分が働いている病院の児童精神科を紹介すると言われていました。
その病院までは自宅から片道2時間近くかかりますし、コネを使うのはどうかと思って、これまで返事を保留していましたが、学校側の考えが分かった今、もう躊躇している場合ではありません。
早速、親戚に連絡して、1週間後にその病院で診察を受けました。
医師の診察の結果は、OCDとうつ。
そして、
今のままでは、症状の改善は難しく、環境を変える必要がある。
その意味でも、入院して治療する方がよい。
月末にベッドが空くので、入院の検討をしてもらいたい。
との事。
入院するかどうかを、1週間後の診察のときに返事することになりました。
私自身は入院が必要と考えていたので、あとはコウが入院することを納得できるかどうかでしたが、これが中々厄介です。
もちろんコウは、入院すること自体も嫌がっていましたが、それよりも学校を休むことが嫌だったのです。
これまで、OCDの症状が悪化しても学校を休むとは決して言いませんでした。
あれほど辛い状態であったにも関わらず、学校を休むとは言わなかったのは何故か。
それは、皆勤賞を目指していたからです。
コウは、小学校に入学して以来、それまで1度も欠席したことがありませんでした。
OCDの症状が出始めてからは、ある意味、皆勤賞を支えに通学していたような感じでもありました。
ですが、入院するとなると、皆勤賞も諦めなくてはなりません。
次の診察までの1週間、毎日のようにコウを説得し、漸く診察の前日に入院することをわかってもらいました。
納得はしていないでしょうけど。。
そして、1週間後の診察で入院希望を医師に告げると、提示された当初の入院予定期間は、
何と6カ月( ゚ ▽ ゚ ;)
状況に応じて短くなったり長くなったり・・・
これには、私も本当に驚きました。
精神科の入院期間がどれくらいのものか検討もつきませんでしたが、それでも長くても1~2カ月ぐらいかなと予想していたので・・・
コウは、これだけの入院期間が必要な程の病気になっていたのだと、あらためて実感しました。
こうして、2010年3月31日から、コウが入院することになりました。