昨年の12月初旬に、初めて、親が亡くなるという経験をしたわけですが、亡くなった後は、自分の感情面はともかく、いろいろ大変なことが待ち構えていました。
そのような経験をすると、自分の死後についても、いろいろと考えさせられます。
以下の内容は、自分の備忘録と言うか、自分自身の終活に向けてと言うか、そんな意味合いで書き残しておこうと思ったことですし、あまり縁起のいい話でもありませんので、興味のない方はスルーして下さい。
先ず、亡くなった後、わりと直ぐに遺体を引き取らなければなりません。
従って、遺体を何処に搬送して安置するかを決めなければなりません。
親の自宅若しくは自分の自宅に搬送できればよいですが、それができない場合は、葬儀社の遺体安置所に搬送することになります。
なので、葬儀をして頂く葬儀社を早急に決めなければなりません。
ただ、葬儀社を調べようにも、精神的にも時間的にも余裕がありません。
結局、病院に紹介して頂いた葬儀社に葬儀を依頼し、その葬儀社の遺体安置所に搬送することになりました。
父が亡くなったのは、午前7時前でしたが、その日の午後2時半頃には、葬儀社の遺体安置所に搬送されました。
次に、父の死亡の連絡です。
親戚については、病院まで1時間以内の所に住んでいる叔父、叔母には、前日に、父が危篤である旨連絡しましたので、当日に病院に来て頂いて、搬送の際にお見送り頂きましたが、疎遠になっている親戚がありまして、これがいろいろと厄介で・・・(>_<)
疎遠になるにはそれなりの理由があったりしますが、そんな理由は私には知る由もありませんし。。
親戚以外の父の知り合い方については、父への年賀状、手紙などを調べ、連絡先(電話番号)が分かるところには連絡してみましたが、すでにお亡くなりになられた方ばかりでした。
まぁ、父も90歳でしたので・・・
結局、親戚以外で、父の知り合いの方には、連絡がとれませんでした。
以上が当日にしたことです。
翌日以降は、葬儀社の方との打合せや、会葬者のリストの作成などがあります。
葬儀そのものは、葬儀社の方にお任せ或いは葬儀社の方の指示に従って動くだけなので、滞りなく行うことができました。
数珠を、通夜には持っていきましたが、告別式には忘れてしまったとか、骨壺を包む風呂敷を忘れたとか、細かい?失敗はありましたが・・・
ただ、葬儀費用が・・・
告別式が12月9日でしたので、土日を挟んで5日後に請求書が来ました。
葬儀社の方との打合せのときに、葬儀費用は大体わかっていましたが、それでも実際に請求書が来ると・・・(@_@)
遺産があれば相殺されますが、それでも一時的には負担をしなければならないので、結構きついかもしれません。
病院の医療費の支払もありますし。。
もっとリーズナブルな葬儀社もあるでしょう。
自宅に搬送することが可能であれば、搬送した後に調べて依頼することもできますが、何の準備もなく即断即決しなければならないとなると、なかなか難しいです。
年末でただでさえ忙しい時期でしたので、葬儀が終わり、葬儀代金を支払ったからと言って、ほっとしている暇はありません。
香典返しを用意したり、位牌や仏壇を頼みに行ったり、四十九日の準備をしたりと、葬儀の翌週、翌々週の週末は、バタバタとしていました。
四十九日は、祖父母の墓のあるお寺で行うので、準備としては、法要の引出物選び、法要が終わった後の会食の店探し、お寺から会食の店までの移動手段(マイクロバス)の手配、案内状の送付などです。
祖父母の墓に納骨する予定でしたので、墓地を探さずに済みましたが・・・
何事も初めてのことなので、段取りよく進めるのは難しいですね。
親が亡くなる前に、子どもが親の葬儀を計画する或いは準備することは、多分できないでしょう。
自分が死んだ後のことなんか考えていられるか、とも思いますが、自分の死後、子どもに負担がかからないように、死ぬ前に準備しておかなければと、そんなふうにも感じました。
つづく(のか?)