米国雑誌「ピープル」で2013年「世界で最も美しい女性」の第3位に選ばれた、米国人女優のアマンダ・ミシェル・サイフレッドさんが、女性誌「ALLURE」のインタビューで、OCDを患っていることを告白されたそうです。(4年前にも、ファッション雑誌「In Style」で告白されていたようですが。。)
http://by-s.me/article/338672233542364774
http://www.excite.co.jp/News/world_ent/20161019/Techinsight_20161019_310801.html
http://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2016-10/20/amanda-seyfried
上記の記事によれば、自分が脳腫瘍なのではないかと思い込んでMRI検査を受けた後、精神科医を紹介され、19歳のときから11年間、SSRIの一種であるレクサプロ(一般名:エスシタロプラム)を服用されているようです。
文字にすれば数行で終わってしまう彼女のエピソードの裏には、とても大きな苦痛、苦悩があったのではないかと思います。
それでも、OCDと闘いながら(本人は闘っているつもりはなく、自分の一部と考えているようです)、女優という仕事を続け、自分がOCDであることを告白するという彼女の勇気に敬服しました。
彼女の勇気が、OCDを患っている方々に少しでも力になり、また、OCDという病気を多くの方に知っていただく機会になればと思います。
それと、今日のヤフーニュースには、こんな記事が・・・。
http://news.yahoo.co.jp/feature/406
病気を隠せば誤解されてしまい、カミングアウトすれば偏見の目で見られてしまうのでは・・・、言葉もありません。
適切な環境や周囲のサポートがあれば、能力を発揮できる可能性があるのに・・・
「ノーマライゼーション」という言葉が生まれて久しいですが、現実の社会おいて、物理的なバリアフリー化は進んでも、人間自身による壁は、まだまだ高いようです。
現在健康な人であっても将来発症する可能性は誰にでもあるのですから、当事者やその家族だけではなく、社会全体で取り組むべき問題かと思います。
ちなみに、コウは中学校に入学したとき、クラスの自己紹介の際に、OCDで1年間入院したいたことを話したそうです。
少しでも理解して欲しいと思ったのでしょうか。。
ですが、中学生が理解するには・・・、中々難しかったようです(x_x;)