小3の息子が下水道に興味を持ったから
有明の水再生センターにでも行こうかと思ったけれどコロナで見学中止汗
地元の浄水場もダメ




こういうのはタイミングよく

行ってあげたいなぁ、と思っていたので

すごく残念、と思っていたけれど、




ふと検索してみた埼玉県の外郭放水路の見学が
可能なだけでなく、3人分空きがある!




大学生の息子は連休中に

バイトをするようなことを言っていたので
申し込みました音譜


 

 



結局大学生の息子はバイトが埋まってしまって
申し込みができなかったようで
お留守番になってしまいました
ごめーん、でも行くね
 


サッカー場の脇にある倉庫みたいなものが
地下神殿への入り口! 

ここを降りていくと

 


異次元の世界へキラキラ



ヒンヤリとそしてちょこっとカビ臭い
大雨の時など川の氾濫を防ぐために
ここに水がたまるんです
でも、きれいじゃないですか?




開口部があってブルドーザーを上からつるして搬入
たまった土砂を処理しているそうです!
そして人の手できれいにしているなんてびっくりでした




写真で見るとそんなに大きく見えないかもしれないけれど
こちらはその大きさを感じられるんじゃないでしょうか?
 


ここは水をためたタンクから川に放流するために
量を調整して通過するだけのところ
水をためるタンクは見えるけれども
近づくことはできません
 

巨大なのはわかるけれど
覗き込むこともできないので
スペースシャトルや浅草寺、自由の女神が
すっぽり入る大きさだそうですが
全然イメージができません




見学の「神殿コース」はおそらくここでおしまい
私は「立坑コース」なのでここを出た後、
水をためるタンクの中にも入ることができました 
行くなら立坑コースがおすすめです!
 

一度地上に出てから、別の入り口から入ります
こちらは真下に降りていく螺旋階段
そして万万が一のために命綱

  
 
先ほど行った地下神殿のほうが
巨大な穴越しに見えます
 

こちらは天窓のように外の明かりが入ってきます
だから
image
立坑の中はコケやカビが生えてます
コケがあるのは光合成をするからなんですね
だから地下神殿の方にはコケがなかった!



GW中でしたが月曜に行ったので
資料が展示してある龍Q館はお休みでした
集合と最初の説明の時にちょこっとは入れましたが
こちらを見ると埼玉県はもともと海だったということも感じるし、
このあたりが水害に度々あうのもわかりました




道中、水田をたくさん見かけました
埼玉で米作り?とびっくりしましたが
この多くの田んぼがまだ、水害の被害をある程度防いでいるのだ
とも思いました

 


ここでも治水のインフラについての説明はありましたが
田んぼについてはお話はありませんでした
ゆくゆく、耕作放棄地などになっていったら、
このタンクだけでは水害を防げないかもしれない
そう感じた地形でした



地名もさんずいや谷など、
水に関する字が高速から降りて
通り過ぎた地域に使われていました




外に出て、通りの向こうには江戸川が流れています
立坑にたまった水が地下神殿を通って
ここから江戸川に放水されるのです


子どもがいるからこそ学びなおせて
そして大人になったからこそ、
勉強がレジャーとしてとても楽しく受け止められます



昔はここは海だった
そこから中央構造線について
すごく興味を持ちました



ここ数年の旅行が
たまたま、秩父、新潟、四国でした
中央構造線とフォッサマグナ
プレートのこと
なんだかんだつながっているような気がします



帰宅して息子が遊んでいるカードゲームに
こんなものがありました
 
 

右は地下神殿?!
左は徳島県の土柱?!

 
こちらが土柱


体験がいろいろなものと結びついてきます
受験云々関係なく、
知ること、学ぶこと、それらが結び付くこと
子どものおかげでとっても楽しむことができ幸せです





最後に!
埼玉県って香川県に次ぐうどん生産全国2位!


晴天を衝けで渋沢栄一が藍を育てていましたが
徳島県の吉野川流域も藍の産地
あのあたりと埼玉県って地形、地質が似ているのかな
やっぱり中央構造線が気になるところですが
 

 
津多家の藤うどん
細いけどうどん

ツルツルの喉越しで美味しかったです
紫芋でこの色だそうです



外郭放水路周辺は田んぼだらけで何もなかったですが

こちらに立ち寄るのはいかがですか?